タイトル
聴くというより、聴こえてくる音へ
著者 / 話者
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聴くというより、聴こえてくる音へ

Taguchi 多面体スピーカー
多面体部分直径:45.0cm
ツイーター直径:3.0cm
ウーハー直径:15.0cm
設計製造:田口造型音響

映画『ブレードランナー』に出てきそうな、いかつい外観からは想像もできない優しいさわやかな音を出す。

設計者の田口和典氏は、新木場のSTUDIO COASTや青山ブルーノートなど主にプロユースのハイエンドスピーカーを手がけた技術者。このスピーカーは10年ほど前に日本科学未来館で行われた展示で環境音を鳴らす為に作ったという特注品。表面にある32個のツイーターとその下の12個のウーハーの二重構造はその後簡素化され、現在では6面体スピーカーとして一般向けに販売されている。多面体スピーカーを部屋に置いて音を出すと、まるでその空間全体がスピーカーになったような感覚になる。素晴らしいスピーカーは、音で空間を創り、その心地よい空間が次のモノガタリを生む。