タイトル
計算で立とうとする棚
著者 / 話者
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計算で立とうとする棚

棚の設計
取材協力:梅谷信行博士 東京大学

へんてこりんなカタチの棚。とは言え、とても実用的な棚。

この雑誌『広告|恋する芸術と科学』もその1つなのですが、世の中には多様なサイズの本が多くある。縦幅が長い本や、奥幅が長い本。これらの本を同一幅の区切りを持つ棚に置くためには、1冊だけ倒しておいたり、少し曲げたり、もしかすると本棚の横に立てかけたりしなければならない。

自由自在のカタチでありつつも、きちんと整理整頓できる棚。しかも、しっかりと立つ棚(構造計算ができている棚)。東京大学の梅谷信行氏は、そんな願いを叶える棚デザインシステムを開発したした。まずは、パソコンで棚のカタチをデザイン。その際、システムはリアルタイムで、棚の重心が崩れないか、強度は十分かを瞬時に判定。ユーザーはただデザインするだけで、構造計算による安定性を満たす棚を設計できるというわけだ。

構造計算の建築家がPCの中で並走してくれて、思う存分自分好みの家具がつくれる時代になったのである。